


ニュージーランドへのこだわり
ニュージーランドは大陸から離れた島国で、周りが海に囲まれていることが、家畜伝染病から守られているだけでなく、海洋性気候という、通年の寒暖の差が少なく降雨量が比較的多い気候に恵まれています。このことが一年を通しての放牧、及び牧草飼育を可能とし、サステイナブルな農業を確立しています。
現在ニュージーランドは世界最大の羊肉の輸出量を誇りますが、その背景には、恵まれた環境や気候条件だけではなく、世界最先端の土壌・牧草管理、羊の血統管理、品種改良及び飼育技術研究・開発への継続した投資が存在します。
1980年7,000万頭であった飼育頭数が、2020年には2,600万頭まで激減したにも関わらず、技術の向上から生産性が飛躍的に伸び、この間の重量単位の生産量はほぼ変わっていないという事実があります。
食肉輸出が国の経済を大きく支えているニュージーランドは、食肉処理及び衛生管理においても官民一体となり世界最先端の技術を保ち、食品安全面においても世界の市場より大きな信頼を得ております。
ニュージーランドには23,000軒の羊生産者がおり、このうちサフォーク専門繁殖農家が72軒存在します。 我々は、日本の市場ニーズに最も適した肉質を持つサフォークを求め、優秀な専門繁殖農家より選りすぐって生体を買付け、良質な牧草地を所有する農家に預託することで、理想の羊肉に仕上げることを可能としてます。
これにより安定した高品質の羊肉を、安定したコストでお客様に提供を可能としています。
2015年羊乳の生産を目指して設立されたSpring Sheep社は、新品種Zealandiaを乳用種として開発、その後ミルクフェッド仔羊を開発しました。フランスやイタリアでは春に出回るこの希少な商品をニュージーランドで生産することで、高い肉質と商品規格を提供することだけではなく、通年安定した価格でユーザー様にお届けすることが可能です。

